シーバー病とは
シーバー病(踵骨骨端症)は、成長期の子どもに多いかかとの痛みで、
かかとの骨(踵骨)の成長軟骨に負担がかかることで生じます。
特に運動量の多い小学生に多くみられます。
■ よくある症状
・かかとが痛い(特に運動時)
・押すと痛い
・朝起きたときの一歩目が痛い
・走る、ジャンプで痛みが強くなる
・かかとを浮かせて歩くことがある
■ なぜ起こるのか
成長期のかかとの骨はまだ未成熟で、
アキレス腱や足底の筋肉に引っ張られることで負担がかかります。
特に👇
・サッカー
・バスケットボール
・陸上
・野球
など、走る・跳ぶ動作が多いスポーツで起こりやすいです。
■ 「成長痛」との違い
シーバー病も「成長痛」と言われることがありますが、
実際には原因がはっきりしたスポーツ障害です。
放置すると👇
・痛みの長期化
・運動パフォーマンスの低下
・フォームの崩れ
につながることがあります。
■ 当院での考え方
かかとの痛みだけでなく、
・ふくらはぎの柔軟性
・足部アーチの状態
・歩き方・走り方
・全身のバランス
を含めて評価します。
👉 足の使い方が原因となっているケースが多いためです
■ 治療について
症状に応じて以下を組み合わせて対応します。
・運動量の調整
・ストレッチ・運動療法
・リハビリ(身体の使い方の改善)
・インソールによる負担軽減
👉 単に安静にするだけでなく、
再発しにくい身体づくりを重視します
■ どのくらいで治るのか
適切に対応すれば、数週間〜数ヶ月で改善することが多いです。
ただし、無理を続けると長引くことがあります。
■ 受診の目安
以下の場合は一度ご相談ください。
・1週間以上痛みが続く
・運動のたびに痛みが出る
・歩き方がおかしい(かかとを浮かせる)
・痛みで運動を控えている
■ よくある質問
Q. 運動は続けていいですか?
状態によりますが、痛みが強い場合は一時的な制限が必要です。
適切な調整により継続できるケースもあります。
Q. かかと用のクッションは有効ですか?
一時的に負担を軽減する効果はありますが、
根本改善には身体の使い方や柔軟性の改善が重要です。
■ 最後に
シーバー病は、適切に対応すれば改善する疾患です。
しかし「様子見」で長引くケースも少なくありません。
かかとの痛みでお悩みの方は、
長野市のサンマリーンクリニックへお気軽にご相談ください。