「腕を上げようとすると肩が痛い」「肩が途中までしか上がらない」
このような症状で来院される方は非常に多くいらっしゃいます。
肩が上がらない原因には、肩関節の炎症や腱の障害、筋肉の問題など、いくつかの原因が考えられます。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)
肩が上がらない原因として最もよくみられるのが 四十肩・五十肩(肩関節周囲炎) です。
肩関節の周囲に炎症が起こることで
・肩の痛み
・肩の可動域制限
・腕が上がらない
といった症状が出ます。
特に夜間痛が出ることも多く、夜中に肩の痛みで目が覚めることもあります。
腱板断裂
肩には腕を持ち上げるための 腱板(けんばん) という腱があります。
この腱が傷んだり断裂したりすると、腕を上げる力が弱くなり、肩が上がらなくなることがあります。
主な症状
・腕を上げると痛い
・肩に力が入らない
・腕が上がりにくい
・夜間痛
加齢による変性や、転倒などの外傷で起こることがあります。
石灰沈着性腱炎
肩の腱に 石灰(カルシウム) が沈着することで炎症が起こる病気です。
突然強い痛みが出て、肩が動かせなくなることがあります。
主な症状
・急激な肩の痛み
・肩が上がらない
・夜間痛
肩甲骨と上腕骨の動きの異常
(肩甲骨上腕骨共同運動障害)
肩を上げるときには、肩関節だけが動いているわけではありません。
実際には
上腕骨(腕の骨)と肩甲骨が協調して動くことで腕が上がります。
この動きは 肩甲上腕リズム と呼ばれます。
しかし
・姿勢の悪さ
・筋肉のアンバランス
・肩甲骨周囲筋の機能低下
などがあると、この協調運動がうまく働かなくなります。
これを
肩甲骨上腕骨共同運動障害
と呼びます。
この状態では
・肩が上がりにくい
・肩の途中で痛みが出る
・肩を上げると引っかかる感じがする
といった症状が出ることがあります。
首の神経が原因のこともある
肩が上がらない症状は、肩関節ではなく 頸椎(首) の神経が原因で起こることもあります。
例えば
・頸椎椎間板ヘルニア
・頸椎症
などでは、肩や腕に痛みやしびれが出ることがあります。
肩が上がらないときの治療
原因に応じて治療方法は異なりますが、主な治療には
・内服治療
・関節注射
・神経ブロック治療
・リハビリテーション
などがあります。
肩甲骨周囲の筋肉バランスを改善するためのリハビリが重要になることもあります。
サンマリーンクリニックの肩関節治療
サンマリーンクリニックでは
・薬物療法
・関節注射
・神経ブロック治療
・リハビリテーション
などを組み合わせ、患者さまの症状に合わせた治療を行っています。
西洋医学の内服薬や注射治療を行いながら、必要に応じて漢方治療も併用し、よりよい回復を目指してまいります。
肩が上がらない症状や肩の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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